回復期リハビリテーション病棟では、リハビリセンター内での訓練だけでなく、病棟という「療養生活の場」でも取り組み、生活に必要な動作を行うことにより、一日も早い家庭・社会復帰を目指します。病室は、車椅子でもゆったりと快適に 過ごせるよう十分なスペースを備えております。浴室、トイレは退院後の家庭生活を想定し、安全に考慮しつつ、あえてバリアフリー設備の使用を控えております。一般的な社会に近い状況の中でリハビリを行うことによって、家庭への復帰がよりスムーズにできるよう考慮しております。患者さん一人ひとりの目標に合わせた支援ができるよう、スタッフ一同心をこめた訓練に努めております。
平成22年度4月から日曜及び祝日も含め、365日充実したリハビリテーションを提供できる体制をとっています。
理学療法士:21名
作業療法士:10名
言語聴覚士:8名
健康運動実践指導者:1名
リハビリテーション助手:2名
(2024年7月現在)
入院の対象となる疾患 | 入院可能期間 |
脳管疾患(脳梗塞・脳出血等)、脊椎・脊髄損傷の患者さん | 150日 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多発外傷の場合 | 180日 |
多肢の骨折や大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節を骨折した患者さん | 90日 |
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有した患者さん | 90日 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋・靱帯損傷後の患者さん | 60日 |
疾患別リハ基準 | 脳血管疾患リハ(Ⅰ) 運動器リハ(Ⅰ) 廃用症候群リハ(Ⅰ) |
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病床数 | 43床 |
病床内容 | 個室・2人室・多床室 |
リハビリスタッフ | 理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST) |
入院担当スタッフにお電話の上、紹介状と経過報告書をFAXもしくはご持参下さい。入院の可否の決定後、ベッド調整の上、入院日のご連絡をします。お気軽にお問い合わせください。
お約束の時間までに、1階入院窓口までお越し下さい。入院担当スタッフより、入院に関してのオリエンテーションを受けていただき、病棟へ上がっていただきます。
リハビリテーションスタッフが患者さんの状態を把握し、今後の治療プログラムを検討します。
必要に応じて、入院時に、自宅・施設などへの訪問指導を行います。
各スタッフが話し合って一人一人の患者さんの目標(ゴール)を設定し、リハビリテーション総合実施計画書を作成します。そして退院後の生活にも焦点をあてて各スタッフが総合的にかかわります。また月一回、合同カンファレンスを実施し患者さんのリハビリの進行状況に応じてゴールを見直します。
※リハビリテーション総合計画書について、患者さん・ご家族様に説明があります。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士により、患者さんに合った機能訓練や日常生活動作指導を行います。
リハビリテーションスタッフが患者さんの状態を把握し、今後の治療プログラムを検討します。
入院担当スタッフが患者さん・ご家族様の意向に沿って、退院に向けたご相談を承ります。
必要に応じて、リハビリスタッフが、自宅などに退院前訪問指導に伺い、住宅改修などのアドバイスをさせて頂きます。
在宅生活への復帰、施設・他病院に転院など。
【患者内訳は下記の通りです】
地域医療連携室
直通 TEL:086-473-7815 FAX:086-473-7816
地域医療連携室まで