第18回日本褥瘡学会学術集会
(2016年9月2日~3日)
主任 武田 耕二郎
医療関連機器圧迫損傷(MDRPU)とは、「医療関連機器による圧迫で生じる皮膚ないし下床の組織損傷であり、厳密には従来の褥瘡すなわち自重関連褥瘡と区別されるが、ともに圧迫創傷であり広い意味では褥瘡の範疇に属する」と定義されています。日本褥瘡学の調査によると、会医療関連機器圧迫損傷は全体の約30%を占めていると結果がでています。当院でも医療関連機器圧迫損傷に関する対策は遅れています。 医療関連機器圧迫損傷は医療事故に入るため、現状を把握し優先度の高いものから、ベストプラクティスを参考にして予防対策を早期に確立する必要があると考えています。